住居の中ではまず、水周りのカビ対策が優先されます。バスルームや洗面台、キッチンやトイレ、洗濯機といった水を使用するエリアには、どうしても常に湿気が多く溜まりますから、カビの発生率も高くなります。けれど、カビは水周りでだけ繁殖するわけではありません。押入れや靴箱、そしてエアコンにもカビ対策を施さなければいけません。
エアコンを稼動させた時、送風される風の臭いが鼻につく、という経験はありませんか?嫌な臭いの原因はカビです。エアコンの内部は案外水が溜まりやすい構造になっていて、どうしても湿度が高くなりますから、カビの温床になりやすい条件が揃っています。フィルターに溜まった埃からもカビはどんどん増えていきます。
エアコンを稼動させた時、室内に流れる風の中には、カビの胞子が含まれています。風と胞子が同時にばらまかれるわけですから、かなり衛生状態は悪くなります。また、カビはアレルギーを引き起こす要因にもなりますから、エアコンを稼動させる度、アレルギーの発生率も高まります。エアコン内部のカビを除去していかないと、カビ対策は万全ではありません。
普段のお手入れさえ怠らなければ、カビの繁殖はある程度抑えることができます。夏場のエアコンはかなりの温度差を生じさせますから、カビが繁殖しやすくなっています。稼動時には低温でも、スイッチを切った途端温度は上昇しますから、その温度差で結露ができてしまいます。この結露の発生を防ぐには、エアコンを稼動させた後、すぐスイッチを切るのではなく、送風機能で中の湿気を除去し、乾燥させます。この手順を踏むことでカビの発生を予防することができます。
エアコンで部屋を涼しくさせた後は、15分程度送風状態にしておくのがおススメです。また、最近はエアコンの掃除を専門に行ってくれるハウスクリーニングの専門店も増えています。エアコンのクリーニングをプロの手でしっかり行って貰うのも効果的でしょう。エアコン内部に発生したカビをすっかり除去することができますから、クリーニング後はカビにおびえることなく、エアコンを稼動させることができます。