室内の茎中にはカビの胞子が万遍なく浮遊しています。空気中のカビの胞子は家の中で繁殖条件の揃っている場所を見つけ次第、そこに根付いてあっという間に繁殖してしまいます。カビの繁殖は浴室などの水周りだけで行われるのではなく、たとえ室内だろうとカビの発生を食い止めることはできません。
カビはそれなりに対策を施さない限り、ただ部屋を汚すだけではなく、人体にも深刻な被害を及ぼす可能性があります。カビはアレルギーの原因の1要因だと指摘されていて、アレルギー性鼻炎や喘息、アトピーとも密接に関っているようです。特にまだご家庭のお子さまが小さい場合、カビ対策は念入りに行わなくてはなりません。
有害なカビの種類の中でも、特に深刻な被害を与えるのは、アレルギーやアトピーだけではなく、発癌物質を含有していたり、肝臓や腎臓に対してもダメージを与える恐れがあるカビでしょう。けれど、発癌性物質を含むカビや、肝機能や腎臓機能に被害を及ぼすカビは、空気中というよりも食べ物に発生することが大半で、通常家の中ではそんなに発見されません。
家庭に存在するカビの中で、アレルギーを引き起こす恐れがあるのは、黒カビや赤カビ、青カビなどでしょう。バスルームやキッチン、畳や壁などを繁殖場所にする傾向があるカビです。通常なら体内にカビが侵入しても、ほとんどの方はアレルギー反応を起こしませんが、体調を崩している時や、抵抗力が弱まっている時などには、アレルギーを引き起こす可能性があります。特に幼い子供や高齢者の方は、こうしたカビには要注意です。
日頃カビに対しては厳重に予防し、なるべくカビが体内に侵入しないよう、心掛けましょう。カビ対策として有効な手段は、まず換気をよくして湿気を溜め込まず、結露の発生を防ぐことです。